時間を取らないスマートなFXとは?

1日中売買ができるFXですが、会社員や主婦など忙しい人のために事前に売買する方法を教えてください。
事前売買にはいくつか種類がありますが、最もよく使う注文は注文の仕方を覚えるで紹介している「逆指値」です。
例えば「1ドル=90円」で1万通貨を買っているとき、「88円まで下がったら損切りする」と逆の指値を指定する注文です。いつの間にか85円などに下がって大損するリスクを防げます。
逆指値はFXをする上で非常に重要だと思います。私は新規注文をしたら同時に50銭の逆指値注文をしています。
それは大事です。私も逆指値を常に使っています。予想通りに上昇したときはしばらく放置できますが、下降したときに放置してしまうと、一気にマイナスに陥る可能性があるからです。
また、逆指値以外にも「IFD注文」も使えます。IFD注文は「○○円で取引が成立した場合に、△△円まで下がった売る」などと条件付きで逆指値を指定できる注文です。大抵のFX会社ではツールのプルダウンメニューで選択できます。
ツールのプルダウンメニュー
IFD注文を効果的に活用した売買例はありますでしょうか?逆指値以外にはどうも抵抗を覚えます。
おすすめは指値と逆指値注文の組み合わせです。買いたい価格で注文して、リスクヘッジを同時にします。例えば、現在値が「1ドル=100円」のときに、IFD注文で「100.50円で買いの指値注文をしつつ、99.50円の売りの逆指値注文」もします。
もし「1ドル=100.50円」に達して、100.50円で購入した後に上がり続けると利益もより増えますが、その後、99.50円以下になったら1円以上も損をしますので、損を最小限にするためにも「1ドル=99.50円」の逆指値で、リスク回避をしています。
逆に「1ドル=99.50円」に先に達したら、99.50円で売りポジションを確保でき、下がり続けると利益も増えます。その後100.50円になると1円の損失ですので、ここでも損失を限定するために「1ドル=100.50円」の逆指値が有効です。
初心者の中には「為替レートが気になって夜中に目が覚めてしまった」や「仕事中に何度も為替レートをチェックした」という落ち着かない経験を持つ人がいますが、これを使えば平常心が保てるFXができそうです。
はい。この事前注文こそが副業でFXをこなす決め手かもしれません。それに単に「IFD注文」ですと難しく聞こえますが、要は「指値と逆指値を同時にする」注文です。先のリスクまで想定すると、賢いFXができるでしょう。